革包丁カバーを新調しました

お疲れ様です。
キジレザーでございます。
私は革包丁を研ぐのが下手でして、よく怪我をします。
今回は左手の人差指と中指ですねー。
みなさんも刃物を扱う場合はくれぐれもご注意ください。

さて今回は私が使っている革包丁のカバーを新調しました。

ハギレを利用して作ってみました。
ナチュラルのヌメ革は日焼けムラがあって使ってなかったハギレに、
ターコイズの麻糸を合わせてみました。
黒いヌメ革は荒い革割りで厚さが適当な感じの革で手動革漉き機で
厚さを調節してからの作業になりました。
手間はかかりますが、ハギレでも使えるものはあるということです。
カバーがすっぽり抜けないように半分に曲がる革の真ん中の所を
革包丁を使い中漉きしてジャストに収まるようにしております。

私は左の幅が細い方を革漉き専用、右を裁ち用として使っています。
今回怪我しながらも研いで右の刃の角度を少し革漉き用に近づけてみました。
右の革包丁は私が手にしてからは４年くらいです。
何年も一度も使われずに置いてあったものが私の所にきたという感じです。
銘は「秀岳」と打ってありますが、詳しくはわかりません。
左のものは銘なしの新潟のものですが、私の革漉きにはかかせません。
銘はあるとまた欲しい時にリピートできていいかもしれないですね。

銘なしの幅細を買った時にもらった革包丁の身です。
これを使える革包丁にしたいのですが、まだ知識が足りません。
どうにか使えるものにしたいですね。かっこいい見た目です。
工具の手入れに関してはまだまだなので教室に行って学ぼうか考えてます。

革包丁の話が長くなってしまいました。
ミンネさん用のヘアゴムは上の二つでひとまず休憩です。
これからは夏向けのものやメンズ向けといったものを予定しております。
オーダーも順々に頑張って作っていきます。