2014年6月30日月曜日

ロングウォレット試作完成の巻

お疲れ様です。
キジレザーでございます。
いろんなことがあった6月も終わりです。
来月からまたいろいろなものを作っていけると思います。
スマートフォンからガラケーに戻しました。
MVNOでスマホ維持する必要があるのかどうか
そもそも携帯を持ってる意味があるのかどうか悩みどころですね。

さてついにロングウォレットの試作が完成しました。


深い緑の栃木レザーとヴィンセントの焦げ茶でなかなか渋い感じになりました。
下部左右の飾りパーツは星と月のシェイプがされています。
飾りパーツは羽ばたいている鳥に見えますね。
中央部のリングは純シルバーで数年前に作ってもらったものです。


中はカード入れが8枚プラス隠し1枚です。
黒と焦げ茶でだいぶ落ち着いた雰囲気ですね。
水色の麻糸がアクセントになっています。


試作ということで失敗と反省点は多いです。
次作る時は型紙をまた一からですね。
ちょうど紺色の革を仕入れてあるので
そのうち新型紙で作ってみたいと思います。

とりあえずこの財布は私がガシガシ使っていきます。

2014年6月20日金曜日

ロングウォレットメイキングその6

お疲れ様です。
キジレザーでございます。
しばらくぶりでございますが、いろいろなことがありました。
二人目の甥っ子が産まれたり、ネット環境がなくなったりと。
ルーターが壊れてしばらくネットが使えませんでした。
レザークラフト以外でちょっと忙しかった感じです。

さて今回でもうその6の財布作りです。


表革の栃木レザーの芯通し緑タンニン鞣し革と、
裏革の0.5ミリのヴィンセントの黒革を張り合わせます。
張り合わせ方は接着剤によって様々なので割愛させていただきます。


張り合わせた後に型紙にあわせてカットしたのが上の画像のです。
そしてこれに飾りとなる画像左のパーツをつけていきます。


どうでしょうか?
財布っぽくなってきたのではないでしょうか。
あとは内側パーツ2つをつけてちょこちょこっとすると完成です。
細かい所の紹介などは出来上がったときにと思っています。
失敗しないように慎重に丁寧に。
6月中にできるといいのですが、ちょっとわからないですね。

おむつケーキ買わないとー。

2014年6月9日月曜日

ロングウォレットメイキングその5

お疲れ様です。
キジレザーでございます。
畑の草むしりはなかなか疲れますね。
普段から体を動かしておきたいと思いつつ、
先延ばしにするのはよくないですね。

さて今回はカード6枚入れの部分です。
早速縫い付けていきます。


接着面を荒らしてから接着します。


縫った後は上に革が重なっていきますので、縫い糸を叩いておきます。


このオバケが手を広げているようなカード入れ中パーツは、
けっこう漉いた方がいいかもしれません。
下に向かっての斜め漉きを長めにしたほうがコンパクトになります。


これでカード6枚入れパーツが完成です。
よくロングウォレットで見るカード入れですね。
反省点はやはりもっと漉くべきでした。
ロングのカード入れはそこまで気になりませんが、
ショートウォレットになるとカード入れを漉いてないと
財布の厚さがすごいことになってしまいます。
パンパンの財布にならないようにするには必要だと思いました。


これで中パーツはだいたい終わりです。
財布っぽくなってきましたね。
次は表革と裏革の張り合わせからですが、
私はかなりの確率でうまく張り合わせることができません。
Gクリヤーという接着剤を使っているのですが、すごく苦手です。
そして今回もう張り合わせが終わっておりますが、
うまく張り合わせることができませんでした。
試作ですが、なかなかに落ち込むものです。
接着剤選びと塗る技術が今後の課題です。

思い通りに作れたらどんなにいいことか。
精進します。

2014年6月6日金曜日

ロングウォレットメイキングその4

お疲れ様です。
キジレザーでございます。
今年の2月からminnneさんで作品を販売しておりましたが、
先日からiichiさんでも販売を始めさせていただきました。
iichiさんでは値段設定が少しお高くなってしまう作品の販売が主になります。
興味がありましたら、ぜひご覧くださいませ。

さてロングウォレットメイキングもその4ですが、亀速ですね。
参考にしてくださる方がいらっしゃれば幸いです。


前回はファスナー縫い付けまででした。
今回はカード入れパーツをつけて小銭入れ縫い付けです。
画像のようにカード入れパーツをつけます。
真ん中の敷居の所の縫いは強度を持たせたいので二回縫っております。
全部分ですが縫ったあとは糸を押さえて革と糸との段差を薄くします。


次は小銭入れと札入れの縫い付けです。
ここでは接着はなく、画像の「コ」の形の縫い付けのみです。
ここはよく使うであろうカードが一枚入るサイズに「コ」の形の大きさにしております。
ワオンカードやpontaカード、クレジットカードなどのための
ちょっとした隠しカード入れ部分みたいなものです。


札入れの革に傷や穴を開けないよう気をつけながら小銭入れを縫います。
これで小銭入れ部分はだいたい完成です。
コバ処理はこのパーツの時にやるか本体に縫い付けた時にやるかは
人それぞれだと思います。
私は今回は本体につけた後に処理しようと考えてます。
小銭入れにカード入れが3つついたパーツが出来ました。


次の日記はカード6枚入れパーツを組み立てていきます。
いやーしかし写真を撮るのが下手くそですね。
スマートフォンのカメラで撮っているのですがデジタル一眼レフが欲しくなりました。
見栄え見た目は大事ですからね。
もっともっと精進します。

2014年6月3日火曜日

ロングウォレットメイキングその3

お疲れ様です。
キジレザーでございます。
先日珍しいものがないかヤフーオークションを見ていたら、
Fortunaの革割り機が出品されてました。
ベタ漉き用の機械らしく30センチ幅くらいまで革を漉くことができるようです。
欲しいなと思いましたがお値段が業務用中古価格でした。
業務用機械は見てるとワクワクしますねー。

さて前回のブログで下準備が終わったと書きましたが、
やすりがけなどの工程が残っていました。
今回はその工程後ということになります。


今回は小銭入れ部分を作っていこうと思いましたが、
画像が多くなってしまうのでファスナー縫い付けまでになります。
上の画像の左側が今回のブログに使うパーツです。
ファスナーを見てください。
小銭入れと幅がちょうど同じくらいになっています。
このままでは邪魔になるのでファスナーの端処理をします。


今回は先端から5ミリの場所で折って処理します。
処理の仕方はいろいろとあります。
私は折って接着していますが、切って切り口をコテで焼く人もいます。
私は2回折って接着してケバをライターで炙って処理しています。


ファスナーの端処理後の画像です。
幅もちょうどよくなりましたので、両面テープで定めた位置に貼り付けます。
両面テープは3ミリ幅くらいの細いものを使っています。
画像を見てもらうとわかると思いますが、縫い穴を先に開けています。
これはファスナーを貼り付けてから菱目打ちをすると、
ファスナーの布部分を切ってしまい、そこからダメージが広がる恐れがあるからです。
ファスナーを縫い付けるときは縫い針で布部分に通して縫っていくといいです。


今回のウォレットは水色の手染麻糸で全て縫います。
表は斜めのステッチにしました。


裏はこんな感じです。
ちょっと直線が歪なのは私の技術がまだまだな結果です。

だいぶ長くなってしまいました。
意外と作り方をまとめていくと長くなるものですね。
ロングウォレットができるまで気長にお待ちください。
このメイキング記事でレザークラフトに興味を持ってもらえれば幸いです。
次は小銭入れ部分続きからです。